新時代の幕開けにバトンを渡した八代のサムライ

今朝 松中選手から電話をもらい
午後2時から記者会見をする
予定だと前持って教えてくれました。
切ない話ですが本人はいたって前向きで
現役続行だと語ってくれました。
96年ドラフト2位で入団した
松中くんに初めて会ったのは
翌年の高知キャンプ
当時から懇意にしてくれてた大道さんに
「俺よりコイツ取材した方が良いよ」
と紹介されたのが今より
ふた回りくらい身体が小さかった松中選手でした。
それからのご活躍は皆さんご存知でしょうが
僕と松中くんは球場というより
中洲で一緒になることが多く(笑)
締めで立ち寄る共通のスナック
(おじさんひとりがコーヒー焼酎を
飲ましてくれる)でよく顔を合わせてました。
99年初優勝の時はそこで朝まで
一緒にラブマシーンを唄い続けました。
小久保選手が電撃無償トレード発表の前日は
涙を堪えてグラスを傾けてる松中選手と会いました。
04年プレーオフで西武に負けた夜は
フミヤさんとその店に訪れ朝まで
チェッカーズメドレーでした。
05年 私事ですがR-1ぐらんぷり決勝の3日前
宮崎の居酒屋で松中、斉藤和巳
川崎ムネリンの前で児玉清さんの
モノマネを見てもらいました。
思い出を語るとキリが無いですが
当時の仲間たちがメジャーや他球団に移籍し
ひとり残った最後のダイエー戦士が
年々若返っていくチームの中で
孤軍奮闘している姿は胸を
打つものがありましたバイ。
報道の通り引退するわけではございません。
でも松中選手がホークスを去ることは
ひとつの時代が終わったような気がします。

そういえば電話で
『僕のホークスのユニホーム姿
明後日が最後ですよ。福岡まで見に来んですか!!』
と笑いながらいってました。
微力ながら僕も笑顔で送り出したいと思います。
ホークス一筋19年
膝のケガと戦う傷まみれの青春は まだまだ終わりません。
松中信彦 第2章 乞うご期待!!