今日はロケで一緒になった南海キャンディーズ・山ちゃんの話を。ロケ終わりで新宿まで一緒に電車で帰ったんですが、まあ気づかれるわけですよ、「あっ!山ちゃんだ!」と。放課後とかち合ったせいか、六本木を闊歩するたくさんの中高生(六本木が通学路というのも凄い話ですが)から「しずちゃんはどこ?」と聞かれていました。さすがの人気者です。
しかし理由はそれだけでありません。実は山ちゃん、普段は帽子をかぶっているだけで、何の変装もしていないらしいんです。せめて帽子を深くかぶればいいのに、律儀なまでに顔面丸出し。背も決して低くありませんから、視界に入った時点で山ちゃんだとわかるのです。今や日本中に顔が知られているんだから、少しぐらいは防衛策を施せばいいのに…そう聞くと山ちゃんは「東京はクールな対応だから大丈夫なんです。ただ、地方なんかでヤバそうな空気を感じると、僕はこうすれば絶対に気づかれないから心配ないんですよ!」と言い、おもむろにメガネを外してくれました。「ねっ?誰だか全くわかんないでしょ?」僕に向かってそう微笑む男は、確かに南海キャンディーズの山ちゃんではありません。どこからどうみても全くの別人、言うなればただの不審者です(山ちゃんゴメン)。恐るべし、メガネパワー。恐るべし、メガネイメージ。今あなたの横に立っている見知らぬ男性、ひょっとしたら山ちゃんかもしれませんよ。
博多華丸・大吉 --- 博多大吉