8月13日、お盆ばい。子供の頃、12日までにきれいに散髪をしてヨソイキの新しい服を来てお婆ちゃん家に行く。というのが我が家の恒例行事でした。夕方になると子供たち全員集められ(親父が五人兄弟だったので従兄弟がたくさんいた)それぞれ提灯を持って近くのお墓に仏さんを迎えに行くんです。婆ちゃん家を出るときはまだ提灯はたたんだままでお墓参りをしてからはじめて火をいれます。するとその火を頼りにご先祖さまがついてきて15日まで婆ちゃん家の仏壇で過ごす。と聞かされてました。帰ってくると、大人達は宴会のスタートです。料理は山菜と地鶏のすき焼き風鍋(お盆に殺生をしてはいけないので魚は食べない)  そして大量のサッポロビール黒ラベル!宴が進むと必ず始まるのが甲子園のどこそこの高校のなんとかというピッチャーが素晴らしいという話。
それが終わると子供たちがまた全員集められ誰が何才になったのかを再確認、と同時に始まるのが干支の話 例えば僕は戌年生まれなんですがそれやったら誰々いう親戚のおいちゃんと一緒だ、ということをまず指摘されその後「だけんみてんやい!このふたりは吠えるばっかりやろがっ ガッハッハッ!」と指をさされて笑われるんです。これが我が一族に伝わる動物占いです。他には 丑なら「みてんやい!のんびりしとるもん」蛇なら「あらぁ 金が貯まる!金の上でとぐろ巻いとる」しまいには 「ねずみや!そうやろ あいつは何でもかじるもん」ゲナ!ワケわからん。ただ ねずみの習性ば言いよるだけやけん。毎年こうですから子供たちは退屈です。 すると一番若い親戚のおいちゃんが子供たち連れて花火を買いに行くんです。 これが嬉しくてねぇ・・・と懐かしんでいましたが 八幡からのタクシーが到着し今から ナイトシャッフルでインパルスとロケなので あしからず。 なんか三丁目の夕日のごたぁでしたでしょ
博多華丸博多華丸・大吉